欽天四化派の紫微斗数
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欽天四化紫微斗数の的中率が高い理由・・・その4

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投稿日:2019.6.20 12:31
●欽天四化紫微斗数の的中率が高い理由・・・その4

高校の物理で、「質量=エネルギー」であると習った記憶があります。
相対性理論の「E=mc²」はあまりにも有名ですが、占いの世界でこのような概念が登場してくるとは思いもよらなかったというのが正直なところです。

欽天四化紫微斗数は、生年四化と自化の関係をエネルギーの変化でとらえます。
たとえば、生年Aに自化A、B、C、Dがあれば、それぞれつぎのようにエネルギーの変化をみます。

 

 

最後の質能の変化の「能」とは機能、効能の意味の能です。
180度変化するような意味にとらえていただければと思います。

生年Aは先天で、生まれながらに天より与えられていたモノ(エネルギー)です。
それが後天で時期刻限が来ると、自化が発生し、先天より授かっていた生年Aに何か変化が生じるという現象です。

身近な例で、たとえば肉料理でご説明しますと、ステーキなどはほぼ原形をとどめていますので、生年Aに自化なし。

生年Aに自化Aの同象自化は、たとえば、レアが好きな人にウェルダンのお肉を出してしまい、再度、肉を焼き直すようなものです。最初に焼いたウェルダンのお肉は無くなることになります。(料理ではほかの人が食べれはOKですが・・・)

豚カツにしたりすき焼きにして食べるのは、さしずめプラス作用の質量の変化で生年Aに自化BやCの作用です。
質量の変化でA+B、A+Cはプラス作用でこの宮自体はいいのですが、反対に生年Bや生年Cの宮はマイナス作用が出やすいことになります。
つまり変化は、単にこの宮だけにとどまらないということで、相互に作用をしあっていることになります。
先の例では、たとえば豚カツならパン粉、すき焼きならネギや豆腐などの他の具材が使われて減ってしまうことになります。

ハムにしたり、ベーコンにしたりするのは、生年Aに自化Dの質能の変化になるでしょうか・・・

このように物理で習った法則も、身近な例でお話するとご理解しやすいと思います。
欽天四化は、ロジックが確率していると常々申し上げているのは、このように法則がしっかりしているからです。
科学の世界は、1+1=2 で、数理は万国共通、使い方を間違わなければ、どなた様も同じ結果を導くことができます。

欽天四化紫微斗数の的中率が高い理由の一端はここにあると言えます。

 

さらに、わたくしが考えている開運法をご紹介申し上げておきます。

わたくしは、生年四化は「因」で、自化は「縁」であるとも考えています。
仏教の教えの大原則のひとつに「因縁果報」があります。
「因」は「縁」に触れなければ、「果」は発生しません。

「因」を現世で変えるのは本質的に無理だと思いますので、「縁」を良き方向に変えていく、あるいは極力発生させないようにするのは可能だと思っています。
それには昔から言われている積徳や修行などの善行です。
さらに神理の勉強をすることは大切だと思います。

 

 

自化がひとつもない方にいままでお目にかかったことはありません。
自化がなくても、宮から宮に飛ばす交易四化は必ず発生します。

「縁」は意識して、「よき縁」に変えていくように努力することは可能です。
そうすれば、自化のマイナス作用を軽減していくことはできるのではないかと思っています。

きょうもお読みいただき、有り難うございました。

 

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田中宏明 芦屋占い処・占風鐸 代表
2013年5月にはじめて台湾台中市の陳永瑜老師(写真左)に機縁を得る。
以後、訪台二十数回(平成30年現在)を重ね、定期的に飛星派並びに欽天四化派の紫微斗数や八字の伝授を受ける。そのシステマティックな教学に驚嘆し、とくに〝三世の因果〟がわかるといわれる欽天四化派の紫微斗数に深く傾倒する。
未だかつて知られていなかった欽天四化派の紫微斗数をこの日本に広めることを決意し、目下、芦屋と東京で鋭意教室や個人指導を行っている。

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