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2020年からの日本国の測局鑑定

2020.4.25 10:08
●2020年からの日本国の測局鑑定<大変化、不穏不安、暴風雨>

「測局」とは、国家の運命鑑定のことで、紫微斗数でもみることができます。

以前、命理学の大家の東海林秀樹先生のセミナーで、測局の出し方と簡単なみかた(星曜派)を教わりました。

日本国の測局は、日本国憲法施行日の、昭和22年(1947年)5月3日正午生まれで出した女命の命盤をみます。
母なる大地というように、土地は女の理、国運をみるのは女命だと東海林秀樹先生がおっしゃっていました。

以下は、その日本国の測局の命盤です。

 

今年、2020年は日本国憲法施行日の、昭和22年(1947年)から数えて73年目となり、年齢で言うと数え74歳。
ですから、今年より丁度、疾厄宮が大命となります。
折角ですから、日本国のこれからの10年を欽天四化でみてみたいと思います。

まず、最大の特長は、大命に生年D、その大命に向心力Aが入ります。
これは双忌(双D)で、これだけでこの10年は、「大変化、不穏不安、暴風雨」という象意になります。
非常に厳しい激変の10年となり、そして、疾厄宮・大命が双忌なので、日本国の健康状態は非常に注意とも言えそうです。

向心力Aは、生年Aをみるのが鉄則ですから、奴僕宮・大夫の太陰A。
これはどういう意味があるかはかなり難しい解釈になりますが、ひとつ考えられるのはAもDも財の意があり、さらに奴僕宮の生年Aですから、私見ですが、これは日銀はじめ世界の中央銀行が無制限に近いような金融緩和をしてお金を市場に供給していることではないかと推察します。

以前、ブログに書いたことがありますが、神理の教えで「いまは最後の審判の時代。どのように人間を裁くかはお金を回して裁きする。」と・・・。
いまはある意味非常事態ですから、異常とも言える大規模な金融緩和は致し方ないことと言えそうですが、コロナがひとまず落ち着いたところでこの莫大な財政の借金の問題はいずれ表面化してくることになります。

ところで、飛星派で、今年、2020年の国運をみますと、大官の己から飛星させますと破軍に化忌が付きます。さらに流遷が自化忌なので大凶です。
今年は福徳宮・大疾の年で、心身の健康面でも注意の年。
来年は徐々に落ち着いて来ると思いますが、2023年頃までは大なり小なり緊張が続く状態のようです。

希望の星もあります。
それは命宮の文曲です。
文曲は大貴人、大蔭星の星。
日本国は、やはり神秘の国であり神明のご加護がある国であると思います。

その日本にとって、No.1の大貴人は兄弟宮です。
命宮が自化Bなので、兄弟宮の天同Bに頼る・・・とも読めます。
さてさて、この兄弟宮の天同Bはどなたでしょうか?

隣国の大国である中国?とも言えなくはないと思いますが、現在の独裁国家のような中国ではないと思います。
しかし、いまのままの中国がずっーと続くとは思えない。
中国も大きな変容をこの10年でしていく可能性はあるように思っています。

これから日本はじめ世界は大きく変わっていくと思います。
既存の体制や秩序の崩壊からはじまり、新しい仕組みが創造されていくと思います。
チャレンジ精神旺盛な人には100年に一度あるかないかの飛躍の年の幕開けです。

皆様のご多幸を祈念致しております。

 

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田中宏明 占い教室・占風鐸 代表
2013年5月にはじめて台湾台中市の陳永瑜老師(写真左)に機縁を得る。
以後、訪台25回(2019年現在)を重ね、定期的に飛星派並びに欽天四化派の紫微斗数や八字の伝授を受ける。
未だかつて知られていなかった欽天四化派の紫微斗数をこの日本に広めることを決意し、目下、神戸と東京で鋭意教室や個人指導を行っている。

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