進化占星学

進化占星術でみたプーチン大統領の今世の魂の意図と課題

ロシアがウクライナに進攻した2022年2月24日から約2カ月と少し経ちました。
侵略されたウクライナの人々の悲惨な状況をTV等でみていて心が痛みます。
一日も早い収束を願うばかりです。

今回の戦争ともいえる行為はプーチン大統領の決断です。
このような行動を起こした原因ともいえる彼の今世の魂の意図と課題を、進化占星学でみてみたいと思います。

西洋占星術、なかでも進化占星術にご興味のある方のご参考になれば幸いです。

なお、わたくしは米国在住の大旗ハルミ先生が教えておられるコンシャスネスアストロロジーの講座に大変お世話になっています。
今回お話させていただく内容も、ほぼ大旗先生から学んだことが中心になっています。

さて、4月27日投稿のアメブロに「プーチン大統領の12ハウスの土星と海王星」というタイトルで、プーチン氏の土星と海王星を中心にお話しました。

今回、本公式ブログで「進化占星術でみたプーチン大統領の今世の魂の意図と課題」と題して、とくに月のノード軸のノースノードとサウスノードに着目してお話を続けたいと思います。

前半部分は、アメブロにほぼ書いた内容になりますので、すでにお読みいただいた方は後半部分の「月のノード軸」のところからお読みください。


CNN.co.jp より

12ハウスの土星と海王星

12ハウスの魚座、海王星は「宇宙の子宮」
大海原でもあり、そこからわたくしたちの生命が誕生します。

神理の教えでも、宇宙は「島宇宙」という言葉があるくらい「水の世界」
人体のほとんどは「水」でできていることは科学的にも証明済み。

わたくしたちは「自分」のことを「自ら(みずから)」といいますが、正しくは「水から(みずから)」です。

水の神様が月の神様で、イザナギの命様

出生図で月の天体が蟹座で水のエレメント。
月に過去世の感情のすべての記憶が潜在意識にあるといわれています。

ですから、出生図でもまずは月のサインやハウス、そしていかなる天体とアスペクトを組んでいるかを読むことが大切。

それを読むだけでもかなりのことが解読できます。

さて、つぎはロシアのプーチン大統領の出生図といわれています。

一瞥して、月がノーアスペクト

8ハウスにあるので、過去世でとても辛い苦しい経験をしてきたと思うのですが、今世はそのような貴重な体験が生かされないのでは? と懸念します。

しかし、MCが獅子座で冥王星とサウスノードとコンジャンクション。

過去世も皇帝の人であったようです。

ACが蠍座。
その支配星は冥王星。

また、今世も皇帝となりました。

問題は、先ほど述べた月がノーアスペクトということと、12ハウスの土星と海王星のコンジャンクション。
12ハウスはもともと海王星が支配するところなので、この海王星はダブルのエネルギーです。

土星は10ハウス、山羊座の支配星で世の中の規範やルール、仕組みをつくっていく固めるエネルギー。

それに対して、海王星は「すべてのものを溶かす」エネルギー。

海王星はダブルのエネルギーなので、この土星は固めることができず流され倒されることに。

ただ、自分の欲望ではなく宇宙の真理に添ったものであれば、逆に無限のエネルギーを海王星は与えてくれる。

この組み合わせを使いこなすのはとても難しい。

低い魂の波動で使うと、殺人を犯しても平気で、つまり社会のルールや規範をまったく無視する、罪の意識を感じない凶悪な犯罪者になることもあるそうです。
※但し、この組み合わせをもっている人が皆が皆、凶悪犯罪者になるというのではありませんのでご注意を。

そうしたよくない感情にさらに油を注いでいるのが9ハウスの蟹座・天王星。

もともと蟹座は4ハウスで自分の家や居場所、つまりセキュリティーをみるエネルギー。

天王星はもともとは水瓶座、11ハウスで、客観的な思考や直感をみます。

これを総合してみると、ロシア(自分の居場所)のセキュリティーのため、NATOの脅威から国を守るために、直感的な思考でウクライナの進攻を決談したのでは・・・

そして、やはり月が大切です。

月は双子座でその支配星は水星。
水星は12ハウスにあり、海王星とコンジャンクション。

この月も12ハウスの海王星と土星のコンジャンクションの影響を受けてしまって、協調性がないうえに被害妄想的な作用を引き起こしているようにもみえます。

月のノード軸

つぎは、ロシアがウクライナに進攻した2022年2月24日のプーチン大統領の経過図です。

サウスノードが獅子座の20度でほぼMCとコンジャンクション。かつ冥王星もコンジャンクションです。
過去世でも大統領のような存在だったことがわかります。

ノースノードが水瓶座の20度でこちらはICとコンジャンクションですが、向かいの冥王星とオポジションにもなります。

獅子座の支配星は太陽。
太陽は12ハウスにあり天秤座。土星、海王星、水星とコンジャンクションし、12ハウスの天秤座のエネルギーは強いです。
そのなかで12ハウスはもともと魚座なので、この海王星はダブルのエネルギー。

この12ハウスの土星と海王星の組み合わせの象意については、前章で触れました。
人によっては凶悪な犯罪を起こしても罪の意識を感じないような精神性を持つこともあると。

では、12ハウスの天秤座の意図は何でしょう。
天秤座は1対1の関係で、自分の足らないところを持っている相手と一緒になってさらに成長していきたいというエネルギー。
これは個人と個人、国家と国家でも成り立つように思います。

その天秤座の支配星の金星が、1ハウス・蠍座にあります。
蠍座の金星は「磁力」があり、自分にないものを取り入れる(引き付ける)力は抜群。

つまり、12ハウスにあるというのは過去世でも欠如感を持ってもっともっと(国を)成長させたい、(国土を)大きくしたいと頑張っていた。

今世は、それをさらに強力なパワーで実行するというのが、1ハウスにある蠍座・金星。この蠍座はACでもあります。

その蠍座の支配星が獅子座・冥王星。
その冥王星はサウスノードと一緒になって、プーチン氏を今世もまた皇帝の位につけてしまいました。

しかし、プーチン氏の今世の課題は、ノースノードがある3ハウスの水瓶座です。
未来志向で兄弟関係にあるウクライナやベラルーシなど旧ソ連の諸国とひとつの共同体としてうまくやっていこう、いきたいというのがプーチン氏の魂の意図であり今世の課題です。

しかし、その水瓶座の支配星である天王星は、9ハウスで蟹座。
自国のさらなる発展のためにまずはセキュリティー(防衛)が大切

その天王星が12ハウスの土星や海王星などの天体とスクエア。
過度な防衛意識が頭をよぎり、今回のようなNATOに対抗するため、また反ロシア勢力からウクライナの親ロシア派を守るための過激な行動になってしまったのではと読めます。

再度、プーチン氏の経過図をみてください。
ロシアがウクライナに進攻した2022年2月24日でだしたものです。

経過図の天王星が牡牛座の11度23分
出生図の蠍座・金星が11度42分で、ほぼピッタリのオポジション

これでこの蠍座・金星が刺激され、自国の資産(国土)を広げるためにウクライナへ進攻を決断したと思います。
しかし、天王星に刺激されたから用意周到というより直感的に判断した結果、ロシア側の苦戦が続いています。

では、プーチン氏は本来、どのような行動をとるべきだったのか。
月のノード軸とTスクエアになっているのが、7ハウスの牡牛座・木星
この木星がノースノードとサウスノードの水瓶座と獅子座、そして3ハウスと9ハウスのポラリティの統合にとても大切な役割をするはずです。

では、この7ハウスの牡牛座・木星の意味はなんでしょうか?

●まずは自国(ロシア)の価値をしっかりと認識し資産を作り上げる
●そして1対1のリレーションシップで自国(ロシア)にない資産を持っているところと協力関係を築いてさらに自国(ロシア)を発展させる

これが本来、魂の意図からみたプーチン氏の取るべき行動であったと思います。

しかし、・・・です。

この7ハウスの牡牛座・木星は向かいの1ハウスの蠍座・金星とオポジション。
蠍座のエネルギーはリレーションシップではなく、自分と相手が一体となって溶かして新しいものを生み出すエネルギー。
言葉はよくないですが相手(他国)の資産や価値を奪い取るような行動へとはたらいた・・・、と解釈
もできます。

また、この牡牛座・木星は12ハウスの天秤座の土星、海王星はじめ4天体とインコンジャンクト。
自国と他国(この場合は価値観の異なる西側欧米諸国)の難しい関係も読み取れます。

いかがでしょうか。

進化占星術でみたプーチン大統領の今世の魂の意図と課題は、氏の行動をよくあらわしているように思います。

最後に8ハウスの双子座・月ですが、過去世でもいろいろな苦しい辛い体験をしたと思いますが、ノーアスペクトでそれが今世に生かされなかったのが残念です。

この月の感情の記憶が使えたら、3ハウス(双子座の領域)のノースノードとも連携して今回のような暴挙にはでなかったと思います。


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