2020.3.12 10:41
新型肺炎が世界中に広がり、外出を控えたりして多くの人が何某かの制約を受けています。
気分的にも沈みがちになりやすいですが、感染症はいつかは収束します。
時間が解決してくれるので、こういうときは自宅で勉強や読書に注力するのがよいと思っています。
●子供は授かりますか?
さて、鑑定依頼のなかで、
・子供は授かりますか?(できますか?)
・いつ頃ですか?
というお尋ねは少なくありません。
欽天四化紫微斗数で子供が授かるかどうかのロジックはいろいろあります。
そのなかで、とくにどの宮位に着目するかですか、
ズバリ、「子女宮」、「官禄宮」、「兄弟宮」です。
子女宮は、読んで字のごとく子供をみる宮です。
官禄宮は、河図の4-9で、子女宮の疾厄宮です。
兄弟宮は、洛書の2-4で、兄弟宮と子女宮は同じ象意をみる宮でもあります。
難しい話は横に置いて、わたくしの場合は、命盤につぎのように明確に表れています。
わたくしは、長男と長女の子供2人を授かりました。
男児が1人、女児が1人ですね。
長男は、子田線で、廉貞Dがある田宅宮に向心力Dが入りますので、D×2となり、男児が1人できます。
もうひとつ、夫官線で、夫妻宮には向心力A<天同A>は巨門に付きますが、その巨門は自化Dなので、結果A-Dとなり「0」です。
つまり、これは流産の象意です。
妻は子宮外妊娠を経験しましたが、おそらくその流れた子供は男児であったことがわかります。
向心力D<廉貞D>は文昌に付き、こちらは自化はありません。
したがいまして、女児ができることになります。
欽天四化紫微斗数ではこのように男性の命盤でも、何人子供が授かるか?、男女の内訳は?、流産の有無?もハッキリと出ているのは驚きです。
以上の看命は、四化は何も飛ばさず、もともとの命盤の生年四化と離心力(自化)と向心力のみでみることができます。
向心力の少ない方は、残念ながら子宝になかなか恵まれない人が多いと言え、妊娠のチャンスは限られてきます。
子供が欲しい方は、命盤をよくみて、限られた妊娠のチャンスを逃さないことも大切です。
今回は、授かる時期(流年)についてはお話しませんでしたが、だいたい出産より受胎の時期がわかるように思います。
欽天四化の生年四化と離心力、向心力で、“必定” をみていくことが可能です。
Photo by Ana Tablas on Unsplash
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