投稿日:2019.6.27 19:55
●予防医学の補助として紫微斗数は大いに貢献できる・・・
堀江貴文氏の著作「情報だけ武器にしろ。」の一節に、「誰でも技術を簡単に学べる時代」、「技術は、もはやただの情報」という言葉があります。
占いに関することももちろん例外ではありません。
わたくしは、もう10年もすれば、上記の堀江氏がおっしゃっているように、「欽天四化紫微斗数の看命ロジックも、ただの情報」といわれるようになるのではと推察しています。
それだけ情報の拡散のスピードは速く、これまで占術界でいわれていた「門外不出」とか「一子相伝」ということは身体でマスターしなければならない、能や歌舞伎の世界ではあり得ても、単に知識(経験を含む)だけを扱う占術の世界では死語になるのでは? と考えています。
では、そのような未来の占い業界で生き残っていくにはどうしたらいいか?
わたくしは、ふたつがポイントではないかと考えています。
そのひとつは、たとえば語学の習得のように、英語だけが喋れる人よりも英語と中国語、あるいはドイツ語のように2か国語や3か国語喋れる人が重宝がられます。同様に、単にひとつの占術だけでなく、四柱推命と紫微斗数や西洋占星術、あるいはタロットや手相などの複数の占術を会得された方が鑑定の幅と的中率も高めることができるはずです。
もうひとつのポイントは専門性を高めることです。
鑑定のご依頼のベストスリーは、1.縁談(結婚や離婚等)、2.仕事(適性適職、財運を含む)、3.健康(注意しなければいけない疾病と時期等、含む事故怪我等のリスク)といえます。
この3つのどれか、あるいは複数により精通した占い師になるメリットは大きいと思います。
企業経営においても、財務の専門家、会社法等の法律の専門家、社会保険の専門家等、コンサルタントといわれる人も専門性が要求されているのと同じ理屈です。
今後、ニーズがさらに高まるのは、3.の健康に関することではないかと思っています。
いかなる人も男女を問わず、自身の健康に関心を持っていない人はいないはずです。
老後、健康に暮らせるかどうか? 三大成人病にかかるリスクは? あるいは、痴呆症のリスクの程度は? 等、寿命は伸びましたが健康で長生きできるかが問われています。
わたくしは、今後、健康面の占いのスペシャリストの需要は高まるように思います。
以前、台湾の陳老師がおっしゃっていました。
「星曜派、飛星派、欽天四化派の3つの流派の紫微斗数を駆使すれば、医者にかからずとも正確な病気の診断が可能・・・」
わたくしは現代の西洋医学をまずは第一としていますが、予防医学の補助として、紫微斗数は少なからず貢献できるところがあると思っています。
陳老師のご指導を仰ぎ、また、わたくしの生徒様の助力も得ながら、実際に疾病にかかられた方々の命盤を集め検証し、まずは関心の高い三大成人病と痴呆症にかかりやすい人の特徴は? というところからでもはじめたいと思っています。
きょうもお読みいただき、有り難うございました。
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