欽天四化紫微斗数と八字(台湾の四柱推命)の習得の難易度とその結果の優劣について、わたくしの見解をお話させていただきます。
[chat face=”teacher.png” alt=”” width=”229″ height=”252″ class=”alignnone size-full wp-image-3218″ />” name=”田中宏明” align=”left” border=”gray” bg=”none”]欽天四化紫微斗数と八字(台湾の四柱推命)の比較です。 [/chat]これまでも、「勉強するならどちらがいいですか?」というご質問を何度も頂戴しています。
どちらもはじめて勉強されるなら、まずは欽天四化紫微斗数をお奨めしています。
そしてそれをひと通りマスターされた方なら、つぎに八字の習得をされると東洋の命術占に関しては鬼に金棒と申しています。
ただ、習得したい内容によっては、八字のほうが欽天四化より優れているものがありますので、その両者の習得の難易度とその結果の優劣について、わたくしの見解(まったくの個人的意見です)を図示で説明させていただきます。
横軸が「習得の難易度」で右にいくほど至難になります。
縦軸が「(結果の)優劣」で上にいくほど優れていることになります。
項目につきましては、鑑定でニーズが高い
●性格
●疾病・健康
●財運
●仕事・才能
●婚姻
●合婚(男女の相性)
●運気運勢
の7つの項目を採用しています。
これをご覧いただくとおわかりいただけると思いますが、習得の難易度と結果の優劣において左上の項目が多いのが欽天四化です。
とくに運気運勢の盛衰を知るのが命術の最大の目的と思っていますので、それだけでも欽天四化をお奨めしている大きな理由です。
しかし、鑑定でもっともニーズが高いのは、結婚に関することです。
こんなことを申し上げると失礼かも知れませんが、鑑定にお越しになられる方で結婚について相談される方は、ほとんど婚姻に関しては問題因子をお持ちの方が多いです。
そうした方は、
「どうしたら(よき伴侶と)結婚できますか?」
「離婚の心配はいりませんか?」
[chat face=”women-nayamu.png” alt=”” width=”229″ height=”252″ class=”alignnone size-full wp-image-3218″ />” name=”結婚願望の人” align=”right” border=”gray” bg=”none”]わたしはいい結婚ができるの? [/chat]など、とくに女性の方のご相談の半分以上は婚姻に関することです。
よき伴侶と一緒になれるかどうかは、男性も重要ですが、やはり女性にとっては最大の関心事であり幸福の一番の条件である方が多いようです。
この婚姻と合婚(男女の相性)に関しては、八字のほうに軍配が上がります。
とくにお生まれの時刻が不明の方は紫微斗数は使えないので、八字にしか頼ることはできません。
本業、副業を問わず占い師、鑑定士としてお仕事をしたいと希望されている方は、八字(台湾の四柱推命)を是非習得されることをお奨め申し上げたいと思います。
圧倒的にニーズがあるからです。
では、四柱推命を勉強しよう!
四柱推命は本もたくさん出ているし、教えてくれる教室や講座もいっぱいあるから自分に合ったところを早速探そう・・・
と前向きな決断された方にひと言申し上げたいことがあります。
日本の四柱推命は流派によって大きくみかたが異なる
日本の四柱推命は流派や教えておられる先生によって、かなり結果が異なることがあります。
場合によっては、結果が正反対になることさえ珍しくありません。
事実、わたくし自身や家族の四柱推命でみた結果が、流派で大きく変わってどれを信じていいのか・・・、大いに迷って困ったことが何度もありました。
そのような経験から、四柱推命を離れて紫微斗数にのめり込むことになったのですが、台湾で陳永瑜老師に師事し、台湾の八字は日本で習った四柱推命とかなりみかたや解釈の方法が違うことを知りました。
なにより陳老師の八字は、とてもシンプルでわかりやすいことです。
簡単に申せば、看命のロジックがしっかりしているということです。
この看命ロジックが確かであることは、習う者にとっては非常に大切です。
命術は論理的な思考で解釈できて、誰でも同じ条件(生年月日と出生地)なら、ほぼ一緒の結果が導き出せなければ多くの人に支持されることは難しいと思うからです。
さらに、日本の四柱推命は、何年も勉強している方がたくさんおられます。
先日、わたくしの欽天四化の個人レッスンを受けられたある男性の方は、数年前に他界された占術界での大御所のS先生の教室で20数年も勉強されていました。
「そんなに通われていたのですか!」
と思わず声が出てしまいましたが、ほかにもいろいろな教室で何年も四柱推命を勉強してきた方が、わたくしの教室にこれまで何人もおられました。
言葉はよくないですが、教室の先生によっては生徒様を長期間引っ張り込む(この意味はおわかりですね)ようなことをされていると聞いたことがあります。
授業も出し惜しみとは言いませんが、どうでもいいようなことを長時間説明したり、雑談がやたらに多かったりと不評を買う先生がおられるようです。
さて、話を戻しまして、この4月より陳老師の八字講座(一般)を開講しています。
ウェブ講座で自宅でオンラインで学習していただくものですが、合計の講義時間は4時間×4回の16時間です。
「そんなに少ない時間で習得できるのですか!?」
というお声が聞こえてきそうですが、それで上図の7項目はほぼ網羅しています。
ただ、より実践的な詳しいみかたや特殊な命式の方は入っていませんが、どうでしょうか?
7割くらいの命式は、この16時間でだいたい分析できると思います。
ただ、命式の出し方はすでにご存知であり、十干十二支の基本的なことも承知されていることが前提です。
5月の第2回目のウェブ講座が5月1日より配信されました。
このNo.2の講義は、婚姻のロジックと疾病(身体健康)のみかたを重点的に学んでいただく講座です。
次回の第3回講座は、先ほど申し上げた、とくに鑑定でニーズの高い合婚(男女の相性)を中心に解説していきます。
4月開講ですが、オンライン講座なのでいつでも受講のお申し込みは可能です。
台湾の八字を習得してさらに占術の技量をアップしたい方や、日本の四柱推命に長年苦労されてきた方に、是非ともお奨め申し上げたい講座です。
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