2020.3.2 14:51
【補足】紫微斗数と八字(四柱推命)のどちらを勉強したらいいですか?
2019年7月27日にアップしたブログ記事「紫微斗数と八字(四柱推命)のどちらを勉強したらいいですか?」は、去年、わたくしのブログ記事の中でもっとも閲覧数が多かった記事です。
その記事に、少し加えておいたほうがいいことがありますので、以下に申し上げておきます。
さて、占術を趣味でされるなら兎も角、占い師や教授業としてお仕事でされるなら、これからさらに人気を得る占術をされるほうが有利です。
日本では、まだ紫微斗数より四柱推命のほうが人気があり、よく知られていますが、いずれそう遠くないうちにその人気も逆転すると思っています。
その理由は、紫微斗数は生まれ時刻がわかっていなければまったく使えない命術でしたが、わたくしよりお若い方(50代以下の方)は、ほぼ病院でお生まれになっているので、母子手帳さえあれば確かな生まれ時刻が書かれているはずです。
今年、満63歳のわたくしは、自宅で産婆さんに来ていただいて生まれたので、臍の緒が入った箱に生まれた時刻が記入されていましたが、自宅で生まれた方は、今後、どんどん減っていくことは明らかです。
さらに、もうひとつ大きな理由があります。
客観的なデータとして、Googleの検索サイトで「紫微斗数」と「八字(四柱推命)」の検索数を比較してみますと、つぎのようになります。(2020.3.2 6:30時点)
・紫微斗数・・・112,000,000 件
・八字・・・67,500,000 件
・四柱推命・・・4,300,000 件
「四柱推命」の検索数が少ないのは、四柱推命という言葉は日本でのみ使われているからです。
台湾では、八字が一般的です。
以上のように、現在、八字より紫微斗数の関連サイトが約倍近くあるということがわかります。
Googleでの検索数が圧倒的に多いのは、それだけ広く世の中に認知され、ブログやホームページに「紫微斗数」というキーワードがネットの空間に溢れている証左でもあります。
因みに、「欽天」で検索しみると、
・欽天・・・7,530,000 件
となり、四柱推命より検索数が多いですね。
つまりこれはどいうことかといえば、台湾などの海外では、日本での四柱推命の人気より、欽天(欽天四化紫微斗数)のほうがよく知られているということでもあります。
これからお仕事のために命術を勉強されるなら、紫微斗数のほうが八字(四柱推命)より有利であるとご理解いただけると思います。
ただ、最後に申し上げておきたいのは、八字(四柱推命)は廃れることはないと思います。
八字を扱える術士はだんだんと減っていくと思われますが、八字は八字で岩盤支持層が少なくありません。
ですから、あえてそちらを選択されるというのも否定はしません。
八字の十干十二支に秘められた性情、喜忌救仇、刑冲会合等のロジックは、とても興味の尽きないものでもあるからです。
Photo by Kayla Kozlowski on Unsplash
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