推命&開運【虎の巻】
No.08
『親不幸がそもそもの不幸の種と知るべし』
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      推命&開運【虎の巻】 No.08

   『親不幸がそもそもの不幸の種と知るべし』
  
━━━━━━━━━━━━━━━(2004.09.21)━

 田中風州です。
 さて、今回のテーマは、

 「親不幸がそもそもの不幸の種と知るべし」です。

 四柱推命で鑑定をさせて頂いて思うことは、ほとんどの不幸のおおもとの原因は”親不孝”にあるのではないかと思われる点です。

 たとえば、子供が生来の虚弱で苦労するのも、親の言うことを聞かず親に心配をかけるのも、そのおおもとの原因は自分が親不孝をしたから、今度は自分が親不幸な子供を持って辛い目にあうのです。

 また姑にいじめられて苦労するのも、前世、自分が嫁をいじめたことが原因です。

 運命学では、嫁に行った先の親が本当の親になります。
 「子供が宿る」という表現をしますが、女性の場合、生まれた家は宿屋であって、嫁いだ先の家が本当の家になります。

 ですから、結婚した女性にとって、本当の親孝行は夫の両親である舅、姑にしなくては筋道通らないことになります。
 耳の痛いことをおっしゃる…、という女性の方もおられるかも知れませんが、これは嘘ではありません。

 こういうことを知らない人が増えたせいかも知れませんし、親も親で娘を手放したくないせいか、あるいは老後、息子の嫁には世話になれない親が増えたためか、嫁と姑の問題は昔より深刻な状態になっているように思います。

 いまの子供たちは、自分の親が親孝行をしている姿をほとんどみていないので、親孝行ということを知らないし、教えてもらっていないから、これからもますます親不孝な人々が増えてくるでしょう。

 ところで、四柱推命学で、「用神依るなきの命」という命式があります。
 簡単に説明しますと、自分の根基運命を司る星(主に月支通変星)が極端に弱いか虚になっている状態の人を言います。

 このような人の命式の多くは男性に、その中でも長男に現れることが多いのですが、運命学的には先天福分がはなはだ薄い貧命に格付けされます。

 長男は、家系的な因縁(良い因縁も悪い因縁も)を一番引き受けることが多いので、だいたい長男を四柱推命で調べれば、因縁的にどのような家系かということを、ある程度伺い知ることができます。

 「用神依るなきの命」と認定された長男を授かったということは、はっきり申し上げまして、その家は、軽くて家運衰退の因縁か重くて断滅因縁を背負っていることになります。

 なぜなら、長男でありながら、家を継いで存続発展させるだけの資質に欠ける、長男の役割を担えない男子であるからであります。
 たとえば、いかに親から相当な遺産を継いだとしても、長男の代になると、徐々に財産を減らして、晩年には惨めな生活をする…、といったパターンになるのはこの「用神依るなきの命」の人に多くみられます。

 俗に、「親、子、孫の三代で財産を食い潰す」という古諺がありますが、家運衰退や断滅因縁の怖ろしいところです。

 長々と申し上げましたが、結局は、このような頼りにならない長男を授かったというのは、言葉をかえて申しますと、親不孝な子供に縁があったということになります

 前世や今世で、自分の蒔いた親不孝の種が、今度は自分が頼りにならない長男を授かるという因果の法則通りの結果になって、子供のことで苦労することになってしまうのです。

 このような子供さんを授かった親御様は、では、どうしたらいいのかということです。

 それは、まず親が神様にお詫びを申し上げることです。
 自分のいままでの(前世を含む)親不幸とご先祖の不徳をお詫びし、そのお詫びのしるしを形に現すために、何か心に定めて良いことをするのです。
 そして、頼りにならない長男でも、両親はもとより兄弟が、長男を盛り立てて、助け合って通って行くことが大切です。

 そうすれば、家の運気は必ず向上していくはずです。

 余談ですが、江戸徳川政権が約260年もの長きにわたって存続できた理由のひとつに、「男子の長子相続制度」があります。
 もちろん、兄弟間のお家騒動を防ぐ意味も大きかったでしょうが、家康はたとえ将軍の器でない長男であっても、将軍に据えて、親戚である徳川御三家や家臣の老中達が将軍を助け補佐するようにしたことが、徳川家の家運の維持向上に大きく貢献したことと思います。

 少し横道にそれましたが、親不孝が家運の衰退や断滅と切っても切れない関係にあるということです。
 ただ、断滅因縁という重い悪因縁は、親不孝だけが原因ではないと思いますが、そのおおもとは親不孝にあると思っています。

 わたしが日頃崇敬して止まない、古代神道一神宮、現代名自由宗教一神会の御神言に次のようにあります。

●一神宮御神言
 「おやこうこう おやがうけとらんでも かみがうけとる」
 「おやえのこうこうは かみえのこうこうと うけとる」

 
 漢字に書き換えて表しますと、

 「親孝行 親が受け取らんでも 神が受け取る」
 「親えの孝行は 神えの孝行と 受け取る」


 まことに有り難くて、大きな教えのある神様のお言葉だとお思いになりませんか。

 最近では、親らしくない親も増えてきていますが、親はどんな親でも親に違いありません。

 親への孝行は神様に通じるということです。
 親が親孝行を素直に受け取ってくれなくても、その行いは神様が代わって受け取って頂けるということです。
 親の恩に感謝するということは、親神様に感謝したことと同じ理になるのです。


 「運をよくする最も効果のある方法は何ですか」、と聞かれたら、わたしは迷わず「親孝行です」と答えます。

 親御様がご健在な方は、運をよくする大きなチャンスがあるということです。
 親孝行を是非実践して頂いて、大きな開運を図って頂きたいと念じています。
合掌

 (参考文献:ソロン アサミ著 「不思議と神秘の使者 ソロンのファミリィブック」)

 今回もお読み下さり有り難うございました。次号をお楽しみに
 
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